パーツからランナーというか,湯口を切り取っていきます.
この時に大事なことですが,作業前に必ずデザインナイフの刃を新品に
交換しておきます.
デザインナイフは1日経てば切れ味がボチボチ落ちます.
高いものでもないので毎日新品に交換した方が作業効率は良いですし,
怪我もしづらくなります.おっさんはケチらず道具に投資です.
ざっくりと湯口を落としてから,部品の成形とスジボリの彫り直しを
していきます.
レジンの場合,自分はスジボリにwaveのエッチングソーとスジボリ堂の
BMCタガネを併用しています.直線部分はできるだけエッチングソーを
使い,エッチングソーが使いづらい細かい箇所はBMCタガネといった塩梅です.
シールドはほとんどエッチングソーを使って彫り,細かい仕上げにタガネを
使っています.
ふくらはぎはできる限りエッチングソーを使い,線の集合部分はタガネを
使いました.タガネは0.15mmを使っています.
細かい部品はスジボリ堂のパーフェクトバイス1号を使い,固定しながら
スジボリを行っています.バイスを使うことで部品を様々なアングルに
回すことができます.
これによって,手の動かす方向を一方向に限定でき,失敗を減らすことが
できます.また,素手で固定しているときよりも光の当て方をコントロール
しやすくなり,作業効率が上がりました.
このバイスは結構オススメな逸品です.