出張と忘年会が連続してあったせいか風邪を引いて作業が進んでいません.
その代わりと言っては何ですが互換ブースを買ったのでその組み立てをレポートします.
互換ブースの詳細は下記を参照して下さい.
ネロブースの出始めからチャンバー型の塗装ブースは気になっていましたが,
いまいち踏ん切りがつかず,クレオスのスーパーブースを愛用していました.
今回,スーパーブースの手持ちフィルターが尽きたのをいい機会に互換ブースの方を
購入することにしました.
とはいえ,買うと決まっても不定期でしか募集が掛からないので決断から入手まで
2ヶ月近く掛かっています.注文可能時期は上述の互換屋さんのサイトのトップページに
月数度出ますので,それを参照してください.
自分も一回失敗しましたが,購入タイミングになったら容赦なく発注まで進めましょう.
カートに入れても,モタモタしていると売り切れますw
自分はだいたい15秒くらいで発注までいけました.
モノが届くと以下のような感じです.梱包や説明書も含め,思っていた以上に製品でした.
ただしどこがアレだとは説明しづらいのですが,少し説明書を読み解くのが難しく感じました.
説明書は細かく読み,仮組みをしてから本組みに行くくらいの慎重さが必要だと思われます.
今思えば,部品にマーキングがあればもう少し楽かなと思います.
まずはフレームを組み立てます.
筋交いは最初から溶接してありましたが,梁(横棒)はネジ止めする必要が有ります.
ネジは入るようにしか入らないので,もし入りづらいと思ったら逆になっています.
まずはネジを軽く仮締めしておきましょう.
LEDの配線をアルミテープで固定します.
別に信号が流れるわけでもないのにアルミテープが付属しているあたり好感が持てました.
シール類を金属に貼る場合は,パーツクリーナを軽く吹き付けたキッチンペーパーで
軽く拭いてから貼りましょう.そうすれば不意に剥がれることはありません.
フレームがここで歪んでいると,このあとの組み立てが難しくなります.
しっかり垂直を出しましょう.垂直の出し方は付属のダンボールを使うと便利です.
このダンボールがブースのサイズと同じなので,ブース下に引いてこれにあうような形に
していきましょう.具体的にはネジを仮止めした状態でブースを軽く揺すっていけば大丈夫です.
形が出たら説明書通りの順番でネジを本締めです.
ここまで進めばあとは作業になります.
金属部分をパーツクリーナで軽く拭いてから両面テープを貼り,順次プラダンを張り込んでいきます.
一部難しいのが天板のフレームとプラン団の穴合わせです.
どうせ隠れる箇所なので,パーツクリーナーで軽く拭いた後,豪快にマジックで穴の横に線を引きます.
次に上から両面テープを貼ります.豪快に引いたおかげで,しっかり穴の位置がわかりますね.
ここで重要なのが,両面テープを剥がす前(台紙がある状態)で,ナイフでの切れ目を十字に
入れて下さい.両面テープ自体が粘りのあるシールなので,台紙が無い状態ではなかなか穴が開きません.
最終的に天板を貼った状態が以下です.マジックの線は微塵も見えなくなっていますね.
これがほぼ完成の状態です.横から見ると内部の構造がよくわかります.
下,真ん中,上と3箇所から異なる流速の風を吸い込む構造になっています.
バイクで言うところの大容量エアクリボックスですね.ここで一旦減圧することで
ファンの流れがスムーズかつ均一になるのだと思います.
昔,流体力学で色々勉強した記憶がありますが,ほとんど忘れてしまいましたね・・・
完成したものが以下です.丁寧に組んでも2時間あれば余裕だと思います.
設置は年末の予定ですが,ガレージに置くと一気に汚れるのでもったいないかなあ.
ちなみに蓋もつけることができます.蓋はネオジム磁石で固定されています.