18年度のC3で購入し損ねたdigitarianのSガンダム 頭部モデル1/20を作成しました.
現地では財布の都合で買えず,その後ヤフオクで購入しています.
原型はイケテツさんです.
キットの方は1/20ということもあり,非常にパンチのある造形となっています.
特に頬のフィンや首周りの造形が細かく,センチネル本の1/20はこうなっていたのかと
感心することしきりでした.
キャスト,1/20ということもあり重量が気になるところですが,ほとんどが
中空のパーツとなっており,なんとかあの首で支え切れる構造となっていました.
ただ,さすがにキャストのままではきついので,首は5mmプラ角材で相当量補強しています.
そのままだと流石にヘタってくるんじゃないかな.
パーツが大きい分キャストの反りが大きく,組み上げるまではドライヤーが手放せませんでした.
とはいえこのサイズで手曲げ程度の対応ができていましたし,気泡も思ったより少なかったので
自分程度でも組み上げることができました.
今回,グロス仕上げと電飾を入れたので少し手間取りました.
グロスは下地の大切さがよくわかりました.下地が整ってなければあとの手間は全て無駄でした.
サフ->下地で600〜2000番,本塗装後は2000〜4000番,クリアで4000〜10000番と磨き上げました.
おかげでリタッチ時は毎度下地からやり直しとなるため,光を当ててよくよく見ると
まだらになっている箇所もあります.技量が圧倒的に足りないですね・・・.
サイズが大きいので,面が間延びしないように灰色や白を複数種類使っています.
銀色も下地を変えたり,濃さを変えたりと少しずつ変化を入れています.
大スケールゆえの悩みと工夫ですかね.
電飾の方はお試しということで秋月のリード線付を使ってみました.
ハーネスが細すぎるため,埋め込みはいいのですが外部回路につなぐ箇所が面倒でした.
組み上げを楽にするためにも専用の小型基板を起こした方が良さそうです.
操作に関してはRaspberryPiを使っているため,点滅周期や明るさをC言語で操作をしています.
暇を見てAndroid側のプログラムを書いてBluetoothで操作できるようにする予定です.
ここはそのうちblogにあげたいと思います.
塗装レシピは以下になります.
(C)クレオス
(G)ガイアノーツ
(F)フィニッシャーズ
(T)タミヤエナメル
サフ:サーフェイサーEVO(G)
[本体]
下地(白):ニュートラルグレーI(G))
下地(銀):EXブラック(G)
下地(橙,赤):ファンデーションピンク(F)
薄白:ウォームホワイト(G)
濃白:レディッシュウォームホワイト(G)
橙:エヴァオレンジイエロー(G),蛍光イエロー(G)少々
黄:オレンジイエローAT-20(G)
インコム赤:カーマイン(G),蛍光ピンク(G)少々
額赤:ローズブライトレッド(G),蛍光ピンク(G)少々
灰:エクストラダークシーグレー(C)
赤灰:グレーバイオレット(C)
明銀:EXシルバー(G)
黒銀:フレームメタリック2(G)
隈取:EXブラック(G)->スターブライトゴールド(G)->クリアレッド(G)
アンテナ金:プライマリーメタリックイエロー(G)
スミ入れ:クリアブルー(T)1, クリアレッド(T)3
トップコート:EXクリア(G)
[整備員]
下地:EXブラック(G)
白:EXホワイト(G)->レディッシュウォームホワイト(G)
青:ティターンズブルーII(C)
スミ入れ(白):フィルタリキッド フェイスブルー(C)
スミ入れ(影):ジャーマングレー(T)
トップコート:スーパースムースクリアー<ツヤ消し>(C)
[コンテナ]
下地:サーフェイサーEVO黒(G)
白:EXホワイト(G)
トップコート:スーパースムースクリアー<ツヤ消し>(C)
まずは普通に撮影してみました.ISO100,F値22です.
今回から,画像のクリック後の拡大サイズを少し大きめにしてあります.
メカ部もアップに耐えられる絵になっていますね.
メッシュ地の造形が映えます.
あまりかっこよくはないですが,正面下からの煽りです.
黄色の前掛けに顔が写っておもしろい絵になっています.
後方からの絵です.コンテナの後ろにcheeroのモバイルバッテリを置いています.
LEDのハーネスはMONOTAROで買った網ケーブルで覆っています.
ここからは偏光フィルターを使っています.
光の反射の雰囲気を変えたかったのと,他の作例で使っている方の話を見て
おもしろそうだったので買ってみました.
整備員とコンテナのおかげでビネット風な配置になり,色々な構図が撮れるように
なりました,整備員というか,フィギュアが入るとおもしろいんですねえ.
ぼちぼち手間の掛かりましたが,カッコよくて面白いキットでした.
原型を作られたイケテツさんに感謝です.